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肥満の人ほど腰痛になりやすい理由と対処の方法

腰痛は年齢や性別を問わず誰にでも起こる疾患ですが、特に肥満の人ほど多いとされています。人の体は上半身の重みが腰にかかる作りになっているため、体重が多い肥満の人はそれだけ腰への負担が大きくなります。肥満の人が腰痛になりやすいとされているのはこのためですが、運動不足によって腰を支える筋肉や骨が弱くなっているのも痛みが強くなる理由のひとつです。また、肥満の人は体に蓄えられた脂肪によって正しい姿勢を取ることが困難です。本人は普通に座っているつもりでも、脂肪の層が障害物になってしまい、姿勢が歪んでしまいます。無理な力がかかることで筋肉や骨への負担が増加し、痛みも強くなってしまうのです。腰痛を解消するには体重を減らすのが最善の方法ですが、腰への負担が大きい運動は痛みを悪化させるので注意しなければいけません。姿勢を矯正するコルセットを使い、体に丁度良いサイズの衣類を着用して腰への負担を減らすのも効果的な対処法です。

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